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象印、水分補給を促すコースター型スマートデバイス「ミズログ」
2025年6月9日 13:54
象印マホービンは、スマートデバイス「mizlog(ミズログ)」の商品化に向け、6月9日よりクラウドファンディングを開始した。クラウドファンディングはKibidangoとGREEN FUNDING(12日から)にて行なう。目標金額1,120万円(1,000台)を達成した場合にのみ商品化するAll or Nothing形式で、リターン配送は2026年4月頃を予定。通常販売価格は14,800円。Kibidangoでは限定300個まで28%OFFの10,650円。
mizlogは、現代人の生活で不足しがちな水分と休憩に着目。「カラダに、水休憩を。」をコンセプトに開発した。水分補給を忘れた際にコースターが光って通知し、日々の水分摂取を自然にサポートする。専用アプリとの連携により、毎日の水分補給量を自動で記録でき、水を飲むほどアプリ内の植物が成長する機能も備える。
コースターは1日あたりのを水分摂取量を計測し、飲水リマインドや1日のおすすめ水分量の達成度表示をLEDで行なう。グループ間の飲水通知機能も備える。アプリでは、1日のおすすめ水分量の算出や過去の飲水記録の参照、飲水内容に連動した植物育成機能を利用できる。
本体サイズは約100×100×20mm(幅×奥行き×高さ)、重量約165g。USB Type-C充電に対応。通信方式はBluetoothで、iOSとAndroidに対応する。
開発背景として、象印マホービンは2001年から電気ポットを活用した高齢者見守りサービス「みまもりほっとライン」を提供してきた。2019年に、さらなる見守りの可能性を模索するなかで、高齢者の服薬サポートの検討を開始し、親と子がお互いにゆるやかな繋がりを感じる双方向コミュニケーションの形を目指した。そのなかで、服薬や熱中症対策に重要な水分補給の量やタイミングを親子で共有するアイデアを具現化するにあたり、ロボティクスベンチャーのユカイ工学と共同開発に至る。社内実証で、開発チームメンバー自身が継続して使いたいと感じたため、まずは働く世代向けの商品として開発する。
本製品は、6月12日~6月25日まで、SHIBUYA TSUTAYA 4階の「GREEN FUNDINGタッチ&トライ」ブースで展示される。
クラウドファンディング期間は、Kibidangoは6月9日13時~8月6日。GREEN FUNDINGでは6月12日13時~8月6日。