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Google Pixel新機能、カメラ操作ガイドやGboardでステッカー生成

Googleは、Google Pixelデバイス向けに機能アップデート「6月のPixel Drop」の提供を開始した。最新OSであるAndroid 16もPixelデバイス向けに順次展開する。今回のアップデートでは、カメラ機能のガイド追加やアクセシビリティ機能の強化、Gboardでのステッカー作成機能などが加わる。

カメラアプリでは、右上の「?」をタップすると、各撮影モードの機能説明と操作方法のヒントが表示される。

アクセシビリティ機能では、拡大鏡アプリでリアルタイム検索が可能となる。事前に写真を撮ることなく、周囲の情報をリアルタイムに検索し、一致する部分をハイライト表示、・振動で知らせる機能。

また、Android 16を搭載するPixel 9以降の端末では、LE Audio対応補聴器との接続が可能になり、通話がより快適になる。スマートフォンの設定から補聴器のプリセット変更や周囲の音量調整も行なえる。

Gboardでは、Pixelスタジオを活用したオリジナルステッカー作成機能が利用可能になる。プロンプト入力とイメージに近い気分のアイコンを選択して、アプリを切り替えることなくステッカーの生成と送信ができる。カメラロールから写真を選択し、背景を自動削除してステッカーとして送信する機能も備える。

家族や友人を「Pixel VIPs」として設定できる機能も追加された。連絡先をVIP設定することで、Pixel VIPsウィジェットを通じて、最新の通話履歴やメッセージの確認、位置情報共有がされていれば現在地の確認もできる。誕生日などのイベント通知や、おやすみモード中でもVIPからの連絡を受け取れる機能も搭載する。機密データは端末上で処理され、外部には共有されない。

レコーダーアプリの「クリア音声」機能は、Google Pixel 8シリーズにも対応する。録音時の背景ノイズを除去し、クリアな音声を録音できる。