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政府備蓄米、大手スーパーやEC各社が参入表明 5kg2160円など

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国内で米の供給不安が広がる中、政府は「備蓄米」を民間で活用する「随意契約」制度の申込受付を26日に開始した。27日9時時点では19社が申し込んでおり、大手企業も続々と対応を発表している。

対象事業者は、年間10,000トン以上の米穀の取扱実績もしくは取扱見込みを有する小売業。対象の米穀は、令和3年産が10万トン、4年産20万トンの合計30万トン。

27日9時時点では、オーケー、タイヨー、三和、マルアイ、カインズ、アイリスアグリイノベーション、宮城商事、ゼンショーホールディングス、諸⻑、JMホールディングス、ベルク、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス、サンドラッグ、楽天グループ、⻫鑫、東穀、ミスターマックス、酒商増⽥屋、シジシージャパンが申請している。

その他にもイオンが2万トンの取り扱いを発表したほか、LINEヤフーも対応する。アイリスオーヤマは「和の輝き 5kg」として「政府備蓄米」印字シールとともに6月2日発売予定で、価格は2,160円。

LINEヤフーはYahoo!ショッピング内の「LOHACO by ASKUL」で取り扱う。予約販売方式を採用し、一部のユーザーによる買い占めを防止する対策を講じる。配送はアスクルの物流網を活用し、LINEやPayPayからも備蓄米の購入ページへの誘導も行なう予定。